[Japanese] グラマーの歩き方 - A Rough Guide to Glamour -

この本、『グラマーの歩き方』は2021年のエニー賞の Best Organized Play 部門で金賞を受賞した『A Rough Guide to Glamour』の完全な日本語訳版です。(注意: 原書は英語版で、別にフランス語版もありますので、そちらと間違えないようにしてください。)

This book is a complete Japanese translation of A Rough Guide to Glamour with some new art and maps. The original is in English, and there is also a French version. Please do not mistake it for any other language.

『グラマーの歩き方』は、グローランサ世界で最大の帝国であるルナー帝国の栄光ある帝都「グラマー」を扱ったサプリメントです。グラマーを舞台に冒険を行なうには欠かすことのできない本です。

本文120ページには以下のような内容が含まれています。

• ルナー帝国の首都を詳細に解説する分かり易い地図、地名ガイド、旅行案内文
•  グラマーで遭遇するかもしれない11人の重要人物の肖像と説明。これには赤き皇帝“月の息子”やルナーの英雄の“剃刀娘”ジャー゠イールも含まれます。
•  ルナー帝国の脈動する心臓である「銀の影大君主領」の説明と地図
•  ルナー帝国の不死身の魔道師皇帝である「赤き皇帝のカルト」と、“月の息子の第一の霊感”となった謙虚なニンフである「女神グラマーのカルト」の、ルーンクエスト・グローランサ用の完全カルト記述
• “砕氷者”カリコス、ルナー魔術学部、エティーリズ・カルトの帝国専売事業などの秘密に関する洞察
• 伝説的な同人誌『Tales of the Reaching Moon』からの記事
•  噂、小説、詩歌、などなど！

この本は、1998年に販売された初版の A Rough Guide to Glamour の全面改訂・増補版で、クリス・ギドロウ、マイク・ハーゲン、ニック・ブルック、マイケル・オブライエン、ジェフ・リチャード、グレッグ・スタフォードらが執筆し、ダリオ・コラーロ、サイモン・ブレイ、ジュリー・ハドソンらのイラストをふんだんに盛り込んでいます。

ケイオシアム代表兼クリエティブ・ディレクターであるジェフ・リチャードによる序文もあります。

最初の版は、リーチング・ムーン・メガコープ社の50 人参加のライブアクションRPGを支援するための背景資料として1997 年に登場しました。このゲームは北米、ヨーロッパ、オーストラリアで遊ばれました。

日本語版のは英語版の全てを忠実に翻訳したものです。また日本語版の作成にあたって、表紙絵の変更、一部の挿絵の変更、外グラマーの地図のリファインなどを行っています。

Q. この本は公式設定ですか？

A. いいえ。この本は他の Jonstown Compendium の製品と同じく同人設定のファン出版物です。あなたのグローランサとは異なるでしょう(YGWV)。ケイオシアム社/ムーンデザイン社から出版されているもののみが「公式」です。

一方で、ケイオシアム社の会長兼クリエティブ・ディレクターで、グローランサ・ラインの責任者あるジェフ・リチャードは Facebook の RuneQuest グループにおいて、この本について、
「『ガイド・トゥ・グローランサ (Guide to Glorantha)』や、出版予定の『カルト・オブ・グローランサ (Cult of Glorantha)』と並ぶ、ルナー帝国についての最高の情報源の一つ」と発言してくれています。また別の発言において「このグラマーの案内は 95% と見ている。ルーンクエスト・ファンならよく知っているように 96〜00 は常に失敗なので。HeroQuest のサプリメントの Imperial Lunar Handbook の 25% 程度でしかなかったのとは対照的であり、全てのルーンクエスト・プレイヤーは 25% の技能で戦闘に臨むことはできないことを知っている」とコメントしています。